何事もそうなのかもしれませんが、特に仕事においてしばしば難しいと感じるのが、愛ある対応とは何かという点です。
仕事を依頼する際に、相手に無駄な作業が発生しないように、こちらが相手に望む内容をもれなく伝えることは、愛ある対応かと思います。
相手の提出物が取り決めた契約内容と異なり、その相違を許容できない場合には、修正内容を分かりやすく伝えた上で、適切な納期で再提出を依頼することは、愛とは矛盾しない対応かと思います。
ところが、相手の対応が不誠実な時に、こちらはあくまでも誠意ある対応を取りつつも、時に厳しい意見を相手に言わねばならない時などは、愛ある対応とは何か、と悩むことがあります。

(写真はイメージです。)
お互いにとってメリットがあり、この提出物を利用する人々にも迷惑がかからない対策は何か?
相手の尊厳を尊重しつつも、必要な場合、時に態度を含めた改善を相手に要求するにはどうしたら良いのか?
仏教の不動明王像が見せる怒りの形相は、相手を叱咤してでも悟りを開かせようとの、仏の持つ愛の一つの形を表しているものだと聞きます。
神仏ならぬ身ながらも、相手の今後を考えた場合には、叱責という手段をとってでも、時に厳しく相手に対応し、正すべきを正す必要があると思われ、ここで悩む次第です。
相手が年上の場合には、更に難易度が上がりますが。。。
起こっている事象や相手の態度は、良いにつけ悪いにつけ、自分にも何らかの原因があり、まず自身を正すとともに、そこから何かを学ぶのが賢明だと思います。
さて、ドナ夫もここから何を学び、どう愛と誠意を発揮するか、試行錯誤の連続です。
日々は優しく、時に厳しくですかね。
皆様はどのようになさっておられるのでしょうか?
ドナ夫の言動が良いエネルギーの呼び水になることを願う次第です。
この世が更なる愛で包まれますように。
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